裏拍手の怖い話! 呪いの報復劇とその意味に震撼!(裏拍手とは話,裏拍手してしまった)[令和TVホラー]


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 呪いの行為と言われている「裏拍手」。もしも誰かにされたてしまったら…。今日はそんなお話です。p.s.面白かったらよければ高評価の方をお願いします。

 

■引用元(参考元)

○引用元
・(C)【怖い話】裏拍手の呪い|怖い話.com
○参考元
怖い話で有名な裏拍手(逆拍手)の意味とは?|不思議のるつぼ


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 吃音入ってて滑舌が悪くてすいませんm(_ _)m 以下、動画の内容を書き起こしているので、聞き取れない箇所(字幕の無い箇所)があった時などにご利用下さい。(記事の内容によっては、文章内で一部伏せ字(○)を使用させて頂いています。)

 

 両手の甲を合わせながら叩く裏拍手。その行為には何やら「死者への振る舞い」という意味合いがあり、他にも「死」や「呪い」などを意味しているとも言われている。

 

 起源的には、陰陽道の『陰陽思想(いんようしそう)』が関わっているとされているが、いずれにしても古くからこの裏拍手というのは、手のひら側(陽)を叩き合わせる普通の拍手とは違い、手の甲側、つまり陰と陰で叩き合わせる非常に不吉な行為とされて来たようだ。

 

 そういった事から、古の時代から黒魔術や呪いの儀式の際に、用いられる事などもあったという…。

 

 また、何やらこの他にも、水辺で亡くなった霊が誰かを引きずり込んだ後に、喜びながら手の裏同士を叩いたという逸話等もあるようだが、何にしてもこの裏拍手という行為には、生とは真逆の意味合いが隠されている事だけは間違いなさそうだ。

 

 という訳で、今回はそんな裏拍手にまつわるとある恐怖のストーリーについてご紹介させて頂こう。呪いの報復劇とその先にある衝撃の結末とは? 怪奇の扉へようこそ…。


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このページの目次

裏拍手の呪いの報復の怖い話! ヒタヒタと叩き続ける意味に震撼!




 朗読するにあたり読みやすいように一部文章を改変しています。原文(引用元)についてはこの文章の下段に記載しています。

 

 私はどうしてもこの「裏拍手」の伝説を、ただの都市伝説だとか怖い話だとかで済ませることができません。私がこれについて調べるキッカケにもなった出来事なんですが、何というか実際に見てしまったんですね、「裏拍手」を…。


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 あれは高校生の頃でした。私が通っていた女子高には、文系コースと理系コース、商業コースの3つのコースがありました。クラスの分け方はコースによって決まるのですが、私が選択した理系コースはとにかく人が少なくて、1クラスに15人ほどしかいませんでした。

 

 人数の少ないクラスなんだから、さぞかしみんな仲が良かったことだろう…と思われそうですが、とんでもありません。生徒の数が少ないからこそ関係が濃くなり、そこから派閥が出来てギスギスした空気が生まれきたのです。

 

 何というか、女子高にありがちな女同士のマウンティングがあり、そこからいじめにまで発展するのです。これはきっと、どこの学校でも起こりうるものだと思います。

 

 私のクラスでもご多聞に漏れず、いじめがありました。殴る蹴るといった行為は一切ありません。それに、皆の前で一人を囲んで大声で罵倒するようなものでもなく、いわゆる「先生が気付かない系のいじめ」です。その標的になったのが、Kちゃんという子でした…。

 

 Kちゃんは物静かで垢抜けない見た目からか、やんちゃな女子生徒にとっては格好の的でした。クラスで何かしらの問題が起きた際には、全責任をKちゃんに押し付けたり、課題を全部やらせたり、悪口を本人のいる前で聞こえるように言ったり…。私が知らないだけで、他にも色々な事をされていたと思います。

 

 先生に関しては本当に何も気付かなかったのか?… それは私たち生徒には分かりませんでしたが、いずれにしてもクラスの中で繰り返されているイジメを解決しようという気は、さらさら無かったと思います。私たちの担任は、それだけ生徒に無関心だったのです。

 

 そして、クラスの大半もまたKちゃんを表立ってかばう事などはせず、裏で「可哀想だね…」と言いながら眺めているばかりでした。ある意味でやんちゃな女子生徒達の共犯だったのかもしれません…。

 

 とある日のホームルーム。いつもは早くに終わるのですが、この日はある部活の大会で受賞した生徒がいたので、その生徒による受賞の挨拶がありました。先生に促され教壇に立った生徒は、何を隠そういつもKちゃんをいじめているグループのリーダー格のYさんでした。

 

 緊張しながらも一通り挨拶の言葉を終えて一礼したYさん。その顔には、何やら誇らしげな笑みのようなものが浮かんでいました。

 

 きっと私たちには分からないような努力をして来て、その結果に自分でも満足しているのでしょう。普段の悪行の数々を知っていながらも、この事に関しては純粋にすごいなぁと感心しました。

 

 教室内からは一斉に拍手が聞こえ始め、Yさんの表情は嬉しそうな照れたような、そんな年相応の可愛げな感じが見え隠れしていました。

 

 とその時、「パチパチパチ」という乾いた拍手音に混ざって、「ヒタヒタヒタ……」という明らかに異質な音が聞こえ始めました。それを見たYさんの顔は、見る見るうちに驚きへと変化し、視線の先は教室の一点へと注がれました。

 

 すると…Kちゃんが一人、手の甲を打ち付けて奇妙な拍手をしていたのです。その顔には感情めいたものはなく、あるのは「無」そのものでした…

 

 「ヒタヒタ…ヒタヒタ…」

 

 いつの間にか私たちの拍手は止んでいて、Kちゃんの異質な拍手音だけが教室内に響いていました…。

 

 「何よあれ…」と誰もが思ったことでしょうが、何も言う事が出来ません。それだけ、この時のKちゃんの纏う空気には、不気味さの様なものを感じました。

 

 すると、立て続けにKちゃんは、拍手をしながら「Yさんすごいね…おめでとう。頑張ったのね…おめでとう。」と抑揚のない声で言い放ちます。それを聞いたYさんはハッと気付いたように「あ、うん…ありがとう…」と蚊の鳴くような声で一言…。

 

 この状況を見かねた先生がおそるおそるKちゃんに近付き、「Kさんもういいよ。ホームルーム続けるからね」と言うと、今度はぐるりと先生の方へと体を向けて「先生。こないだ誕生日だったんですよね。おめでとうございます…」とまたも無表情で言いながら、手の甲を打ち付けて奇妙な拍手を繰り返しました。

 

 「ヒタヒタヒタヒタ……ヒタヒタヒタヒタ…」

 

 先生は驚いた様子で、「ありがとう」と一言呟くと、Kちゃんは満足したような様子で正面へと向き直り、何事も無かったかのように静かに座っていました。

 

 私はKちゃんの拍手がどうしても気になり、その後色々と調べてみた結果…それが何と「裏拍手」または「逆拍手」と呼ばれるものだと知りました。

 

 その後、彼女の奇行から約一か月ほど経ったある日、何とYさんが下校時に飲酒運転の車に跳ねられ、そのまま死亡したという驚愕の事実を知りました。

 

 そして、Yさんを追うように、今度は担任の先生も通勤途中に駅の階段から落ちて、頭部を負傷し亡くなってしまいました…。

 

 立て続けに2人の人間が亡くなり、「なんて不幸な事故だろう」とクラス中の誰もが思いましたが、”あの事実”を知っている私からすれば、2人の死がただの事故だったとは思えません。

 

 Kちゃんはあの時、いじめの首謀者だったYさんに「裏拍手」という死の呪いをかけて、尚且つイジメを見て見ぬふりしていた先生に対しても、同じように呪いをかけて呪殺したのではないでしょうか?

 

 その後、学校を卒業してからのKちゃんが、どうなったのかについては分かりません。幸せに暮らしているのか、はたまた2人もの人間を呪い殺した報いを受けているのか…今となっては知る由もありません。

 

 ですが、気になることが一つだけあります。あのホームルームで、Kちゃんが「裏拍手」をした相手は、果たしてYさんと先生だけだったのでしょうか?

 

 彼女がいじめられているのを、「可哀想だね」と思うばかりで何も手を差し伸べなかった、私達クラスメイトにも向けられたものだったとしたなら…。

 

 私もいつかその呪いで、死神に連れ去られる日が来るのかもしれません…。

 

イジメに対する壮絶な復讐劇! 裏拍手の怖い話の動画-終わりに-

 

よしまる「ヒタヒタヒタ…」

ヨッシー「ん?」

よしまる「ヒタヒタヒタ…」

ヨッシー「いや、君手~短いから無理でしょw」

よしまる「あれまw」

 

 という訳で、間違っても面白半分で誰かに対してこの『裏拍手』をするのは止めましょう。相手だけでなくもしかすると自分にも、という結果になってしまうかもしれません…。

 

■引用元(原文)

私はどうしてもこの「裏拍手」の都市伝説を、ただの都市伝説だとか怖い話で済ませることができません。

私がこれについて調べるきっかけにもなった出来事なんですが、実際に見てしまったんですよね、「裏拍手」を……

あれは高校生の頃でした。私が通っていた女子高には、文系コースと理系コース、商業コースと3つのコースがありました。クラスの分け方はコースによって決まるのですが、私が選択した理系コースはとにかく人が少なくて、1クラスに15人ほどしかいませんでした。
人数の少ないクラスなのだから、さぞかしみんな団結していて仲が良かったことだろう…と思われがちですが、とんでもありません。
生徒の数が少ないからこそ、関係が濃くなり、そこから派閥が出来てギスギスした空気が生まれていました。
女子高にはありがちな、女子同士のマウンティングがあり、そこからいじめにまで発展するのです。これはきっと、どこの学校でも起こりうるものだと思います。

私のクラスでもご多聞に漏れず、いじめがありました。殴る蹴るといったものは一切ありません。みんなの前で一人を囲んで大声で罵倒するようなものでもなく、いわゆる「先生が気付かないいじめ」です。

その標的になったのが、Kちゃんでした。

物静かで友人が少なく、垢抜けない彼女は、やんちゃな女子生徒にとって格好の的でした。
クラスで問題が起きた時、責任をKちゃんに押し付けたり。
課題を全部やらせたり。
聞く人が聞いたら分かるようなKちゃんの悪口を、Kちゃんに聞こえるように言ったり…
私が知らないだけで、他にも色々されていたと思います。

こんなことをしてて、先生は本当に何も気付かなかったのか…それは私たち生徒には分かりませんでしたが、クラスの中で繰り返されているいじめを解決しようという気は、さらさら無かったと思います。
私たちの担任は、それだけ生徒に無関心だったのです。
そしてクラスの大半もまた、Kちゃんを表立ってかばうことをせず、可哀想だねと言いながら眺めているばかりでした。

ある日のホームルーム。いつもは早くに終わるものですが、この日はある部活の大会で受賞した生徒がいたので、その生徒による受賞の挨拶がありました。
先生に促され教壇に立った生徒は、いつもKちゃんをいじめているグループのリーダー格のYさんでした。
みんなの前で話すことに緊張した様子のYさんは、少し上擦った声で挨拶をしました。

「この度私は、県大会で賞を頂いてきました。中学からずっと続けて来た部活で、高校生活最後の大会で受賞と言う形で結果を残せたことを、本当に嬉しく思っています。協力してくれた友達や後輩、指導してくださった先生方に感謝しています」

挨拶の言葉を終えて一礼したYさんの顔には、誇らしげな笑みが浮かんでいました。
きっと私たちには分からないような努力をしてきた結果に、自分でも満足しているのでしょう。普段の悪行の数々を知っていながらも、底に関しては純粋に彼女のことをすごいなぁと感心しました。
教室からは次第に拍手が聞こえ始め、Yさんの表情は嬉しそうな照れたような、そんな年相応の可愛げが見え隠れしていました。
その時、パチパチという乾いた拍手の音に混じって、

ヒタヒタヒタヒタ……ヒタヒタヒタ……

という異質な音色が混じり始めました。それと同時に、Yさんの顔は見る見るうちに驚きへと変化し、視線は教室の一点へと注がれました。
私たち生徒も、彼女の視線の先を見ると…Kちゃんが一人、手の甲を拍手のように打ち付けて奇妙な拍手をしていたのです。
その顔には、なんの表情もありませんでした。あるのは「無」そのもの…

ヒタヒタ…ヒタヒタ…

いつの間にか私たちの拍手は止んでおり、Kちゃんの異様な拍手の音だけが教室に響いていました。
「何よ、あれ…」と誰もが思ったことでしょうが、誰も何も言えません。Kちゃんの纏う空気は、私たちに何も言わせまいとする、無言の圧力…そして不気味さがありました。

「Yさん、すごいね…おめでとう。頑張ったのね…おめでとう」

抑揚のない声でKちゃんが言うと、雰囲気に呑まれていたYさんがハッと気付いたように

「あ、うん…ありがとう…」

と蚊の鳴くような声で言いました。教室の後ろに立っていた先生が、おそるおそるKちゃんに近付き、

「Kさん、もういいよ。ホームルーム続けるからね」

と言うと、Kちゃんはぐるりと先生へと体を向けて…

「先生。こないだ誕生日だったんですよね。おめでとうございます…」

Kちゃんはまたも表情の無い声で言いながら、手の甲を打ち付けて奇妙な拍手を繰り返しました。
先生へと向かって…

ヒタヒタヒタヒタ……ヒタヒタヒタヒタ…

と、続けます。先生は驚いた様子で、ありがとうと呟くと、Kちゃんは満足したような様子で正面へと向き直り、何事も無かったかのように静かに座っていました。

私はKちゃんの拍手が気になり、色々と調べてみた結果…それが「裏拍手」または「逆拍手」と呼ばれるものだと知りました。
彼女の奇行から一か月ほど経ったある日。Yさんは休日に飲酒運転の車に跳ねられ病院に搬送され、数日後に死亡が確認されました。
そしてYさんを追うように、担任の先生も通勤途中に混雑した駅の階段から落ちて、頭部を負傷し亡くなりました。
立て続けに2人の人間が亡くなり、なんて不幸な事故だろうと、クラスの誰もが思いました。
しかし私は、2人の死がただの事故だったとは思えません。

Kちゃんはあの時、いじめの首謀者だったYさんに「裏拍手」をし、死の呪いをかけた。そして、いじめについて何も対策をせず、見て見ぬふりを続けた先生へも同じ呪いをかけたのではないでしょうか。
学校を卒業してからのKちゃんがどうなったのかは分かりません。今は幸せに暮らしているのか、2人もの人間を呪い殺した報いを受けているのか…それを知る必要は無いでしょう。

ですが、今になって気になることが一つだけあります。
あのホームルームで、Kちゃんが「裏拍手」をした相手は、果たしてYさんと先生だけだったのでしょうか?
彼女がいじめられているのを、可哀想だねと思うばかりで何も手を差し伸べなかった、私たちクラスメイトにも向けられたものなのだとしたら…

私もいつか「裏拍手」の呪いで死者に招かれるのかもしれません……

出典:【怖い話】裏拍手の呪い|怖い話.com

 

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